Top | Biglobe Top | Wyvern | PhotoScrap | Visor | SiteMap

■107 事故報道とウンザリな方々 2005/05/10

 先日のJR西日本・福知山線の脱線事故は大きな衝撃となって日本中を駆け巡っている。事件からもう10日以上が経とうとしているが、まだ関連ニュースが出てくるほどだ。

 しかし私が実際のニュースを見ていたのはテレビで初日のみ、ウェブでも3日程度のことだ。何故その程度しか見ないのか。理由は今のマスメディアのやり方ではそれ以上はノイズばかりでほとんど意味がないからだ。最初の2日程度の内容と、あとは完結した結果報告があればいいのだから、これから数ヶ月は報道に時間をとらなくても大差はない。

 現に今メジャーな報道は「ボウリングに興じていた」「そのあと焼肉に行った」というような内容であるらしい。これらもテレビやニュースを専門に扱っているようなサイトで見た情報ではなく、それらに対して言及している個人サイトで聞いた話だ。ついでに書いておくと、それらのサイトは報道のやり方にウンザリといったような内容が書いてあった。ほとんどのサイトで「そんなことよりも原因の究明と事故の防止に云々」とか「糾弾しすぎ」とか、まあ概ねそんな感じ。

 私はといえば、既にマスコミの報道にたいした物を求めていない。所詮彼らは商売でやってるだけのものがほとんどだ。客を呼び寄せる為に少しでも目立ったことをしたいだけの存在にしか思えないのだ。報道というものが単なる営利団体でしかないというのが私の現在の考えなのだ。

 そういう穿った考え方を持ってしまっている私にいわせると、「ウンザリ」な内容に対して言及いている諸君はまだまだ世界に対して能動的なんだなと羨ましい。私はマスコミというシステムに対して文句を言うことがいかにもくだらないと思えて仕方がないのだ。それは既になんの効力も見出さない。そういう「世界に対する諦観」が己のベースにある。

 およそ政治に対しても私のあり方は基本的に変わらない。勿論大事な投票権を溝に捨てるような真似はしないが、己の選んだ候補者、その一票で劇的なまでに変化が訪れるとは正直思っていない。

 政治に対しても、報道に対しても、本気で変えようとするなら「ウンザリ」を口にするだけじゃどうしようもない。それ以上の行動力か、それとも世界に対して諦めるか。願わくば多くの人が行動力を持ってほしい。少なくとも行動力を持った人が台頭してきたときに、その流れに乗れるだけの気概は捨てないでほしい。



メインページに戻る
tatuya@holythunderforce.com
Written by tatuya,since 1998-
powered by araya ver.0.91