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■075 耐え切れぬ思い 2001/09/16

米国で多発同時テロが発生し、一週間が経とうとしている。これがどのようなものかというのは今や全世界で話題となっているし、今更取り上げはしない。

テロという行為は正直な話、珍しいものでもない。
我々、平和ボケした日本人にはピンとこないものであるが、テロなんていうのは中東では結構頻繁に行われている。その良し悪しはともかくとして、だ。


私が今抱いている感情、分類するならば「怒り」であろう。耐え切れない、やり場の無い、怒り。



私はテロ活動そのものを否定するわけではない。
反骨精神、とでも言おうか。それ自体はフレッシュな、より良いものを求める活動のエネルギーだ。

今ある体制に不満を感じ、改善を求めようという
言わば我々の活動の根源となる重要な「もの」が、根底にある。




だが、やり方は徹頭徹尾気に食わない。




「無血で革命を」などと言うのは子供の理想論だ。
何か、とりわけ社会的に大きな「何か」を変えようとするならば
犠牲となるものがあるのは致し方ない。

だが、練りに練った計画ならば、
被害を最小限度にとどめようというのが
大人の理想だろう。



大勢の人が乗った航空機を乗っ取り、
大勢の人が働く、高層ビルにぶつけるなど子供のやり方だ。

腹が立って、腹が立って、癇癪を起こす
ただの聞き分けの無いガキのやることだ。



無辜の人が、
それまでいつもと同じ日常を送っていた人が、

ガキの癇癪に巻き込まれて死んだなんて
それも何千人という人が!




やり切れない、やり切れないよ!
あんたらの理想がどれほど素晴らしいか知らないけれどさ
何千人も殺して、
ほんの数箇所炎上させただけで

そんなくだらない事で巻き込まれて、
殺された人はどうすればいいんだよ!
残された人はどうすればいいんだよ!



崩れ落ちた建物は、
また建てればいい。

崩れてしまった経済も、
いつかは立て直せる。

たとえ国が滅びたとしても
人が居れば国は創れる。



人が死んだら、
人はどうすればいい?

人が人を殺すのは
やり切れない思いを生むだけだ。

その思いを乗り越えられなければ
また人を殺してしまうだろう。

いつまでも続くこの地獄、
そんなやり切れない思いを生むために
無辜の命を犠牲にして
それでいてどうするつもりだ。




できることなら
単純な報復活動は避けてほしい。
新たな怒りを生むだけだ。
テロを根底から鎮圧したとしても
世界が戦争状態に陥ったとしても。



いたずらに人を殺すのだけは、もうやめてほしいよ。





日本でも、多くの人が自分たちにできることを考え、実行しています。
私にできることは、思うこと、忘れないこと。
ほんの少しの時間を割くこと、です。



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