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■071 ミッションインポッシブルその1:Over500kmを走破せよ 2001/07/05

 大学時代写真部生活においてお世話になった大恩ある先輩E氏ならびに先輩Hさんがこの度ご結婚されることになった。われわれ元部員たちは堅苦しい1次会を避けて2次会に出席せよというお達しを受けた。ちなみに私が現在住んでいるのは奈良県で、大学は山口県、おまけに会場は福岡県だ。会場が福岡なのは両先輩ともに福岡出身だからだ。

 さしあたって移動手段を考えねばならないのだが、大きく分けて3択になった。
  1. 夜行バス
  2. 飛行機・新幹線などリッチな移動法
  3. 車で自走
 はっきり言って2はパス。何せ金がない。そんな金があるんなら他に回したい。主にCPU購入の方向で(笑)
 んで1か3になるのだが、「広島の友人を拾っていくのも楽しいかな」という考えだけで3を選択することになった。

24にもなって計画性の欠片もない男ここに極めり

といったところか。我ながら大きなお世話だ。




 結局のところ車で山口を目指すことになり、当日になった。朝8時起床。9時前に出発する。
 出発の間際に言うのもアレだが、はっきり言って細かいルートを決めていない(笑)。
 適当に大阪あたりから高速道路に乗って、兵庫を抜けたあたりで降り、広島の福山まで走り友人と合流。これだけしか考えていない。

マヂで計画性ねーよ、俺

 そして車は走り出すのであった。



 まずは北へ。24号線を上り、京都に入ったあたりで西に向かって適当に高速に乗ろうと思う。

 今思えば素直に天理(最も近い高速乗り口。自宅から10分)か京都のどこかから高速に乗ればよかったのだが、なるべくケチって行きたかったので地道に走るのだった。

 適当に走りつつ大阪府内へ。いかん、ガソリンがない。高速前に入れておきたいが、この密集具合では間違っても反対車線では給油できまい。そう思いつつ走るとそのうち高速道路が見え出す。

そのまま下をくぐって素通り(T-T)


 だ〜、何で高速の乗り口ってのはわかりにくいんだ。咆えても高速には乗れぬ。仕方がないので同じ道に戻ろうと思い、ちょっと曲がるとそこはワンダーランド(笑)。ジモティー(地元民)以外は迷い率100%のデンジャーゾーンに踏み入ってしまったのであった。
 暫く前の車に付いて走る。するとT字路に差し掛かった。前の車3台ほどを見る。1台左折。2台右折。右折決定。

阪急百貨店の有料駐車場にウェルカム(ToT)

 しかも戻れない。泣く泣く突入。ムカツクので地図でも見て現在地を探す。すぐ傍に駅があるのを見て「電車の方が早いかなぁ」と思ったのはナシだ(笑)。大まかな位置と進む方向を決め、再度出発。

駐車料金420円。
ちなみに2分(T^T)。

 ちょっと泣きそうだが、ネタだと思って笑うより他ない。諦めて進む。迷いながらも適当に走るうち高速に乗る。しかしまあ、高速の乗りにくさは早急に改善すべきだと思う。




 SAで休憩してみたが、ガソリンがなくなりそうだと思い出す。今更どうしようもないのでSAでガソリンを入れる。するとスタンドのオッサンが
「軽く見ておきますからボンネット開けてくださ〜い」
などと言う。疲れてたので言われるままに空ける。
「ああ〜、エンジンオイルちょっとやばそうですね〜、どうしましょ。」
帰ってから交換しようと思ってたのだが、帰ってからはほとんど街乗りだろうし、長旅の不安を払拭するために変えておいてもまあいいかななどと思ってしまう。これぞ旅の開放感(笑)。エンジンオイル交換に。ただ交換してやるのは癪なので、タイヤの空気圧も見ておけと言っておく。

 休憩中、福山の友人に電話し、早速先ほど仕入れたネタを披露(笑)。こんなネタ、活用して元を取るしかあるまい。
 電話を切るとまたスタンドのオッサンだ。
「ATF(ミッションのオイル)がかなりやばいですよ〜。腐る直前です。」
ま、おそらくこの部分に手が入っていないのは分かっていた。気が向けばそのうち変えてもいいとは思っていた。しかし、今、目の前にそのド汚いオイルと比較表を見せ付けられては流石にこのまま数百キロを走る気持ちにもならない。
「それってどれくらいかかります?」
「抜いてみないと分かりませんが4リットルほど入るとして・・・6000円ほどですかねぇ。」
「・・・(はぁ。)わかりました。やっちゃってください。」
無駄に時間と出費がかさむのだった。

 数分後。
「終わりました〜」
「ああ、んで如何程ですか?」
「ガソリンが34リットル、エンジンオイルが3リットル、ミッションオイルは・・・6リットルも入っちゃいましたよ〜、はっは〜」

「はっは〜」ぢゃねーだろ。
2リットルも目測誤りやがって。貴様それでもプロか。


 結局、ガソリン代&エンジンオイル代&ATFオイル代で17000円もかかりやがった。これだけでもすでに夜行バスなら往復できそうな金額だ(笑)





 今更嘆いても掃いた17000円は戻ってこない。私にできるのはただ進むだけだ。
 高速を走る。ひたすら走る。一人でずーっと高速を走ると単調で眠くなる。歌でも歌って目を覚ましながら走ること1時間強。ようやく降りる場所、備前が見えてきた。
 降りた途端いきなり眠くなる。しかも急激に。これでは敵わんのでコンビニで休憩。その後も走っては休み、走っては休みという感じで進んでゆく。

 眠気覚ましに歌うのはさっきも述べたのだが、この旅のためにわざわざ先頃発売された「The Yellow Monkey」の「Golden Years」というアルバムを購入。「ま、欲しかったんだけどレンタル待ちかな〜」という感じだったのだが、先行「旅気分」(笑)で買ってしまう(笑)
 これをかけて歌ってたのだが、CDを何周かするうちに「入りすぎて」かなり切なくなってくる(笑)。真昼間から夕焼けの幻覚が見え、頬を熱いものが伝う(笑)
 ギャグだと思ってもらっても良いのだが、これは実話。口で述べるのは恥ずかしかったんで誰にも言えなかったが(笑)
 これでは事故ってしまう。急いでCDを交換。王様にする(笑)。これなら間違っても泣くことはあるまい。





 そんなこんなで合流地点付近、福山が近づいてきた。近くに行けば友人の書いてくれた簡易地図があるので何とかなるだろう。そんな訳でプリントアウトしてきた友人手書きの地図を見る。地図によるとローソン銀行にはさまれた道で曲がると182号線というのにあたるらしい。そろそろ近づいてきたというのが分かるので、懸命にローソンを探す。
 ・・・おっローソン発見。そして山口銀行も。間違いない。ココだ。右折する・・・目に見えて道が細くなっている気がするのだが(泣)。そしてたどり着いた先は


東福山駅。


・・・ドコだココ?


ノォー!目的地と全然違う道じゃねーか。速攻で2号線に戻る。しばらく進むとセブンイレブン広島銀行(だったかな?)がある。そこに182号線の看板が(笑)


目的のコンビニが違うぢゃね―か



まさか友人にまで寝首をかかれるとは思わなかった。





 そんなこんなで友人と合流。友人の運転で山口を目指す。

 その後は2度ほど道に迷ったものの(笑)、特に問題なく山口に到着。朝まで宇部にて現地の知人どもと話し、そのまま寮生である友人の部屋で雑魚寝。



そして、いよいよミッションは佳境へと向かうのだった。

その2へ続く。


参考:今回の移動範囲
天理(奈良)〜福山(広島)〜宇部(山口)



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