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■062 旅立てメール 2000/11/29

 パソコンに通信機能が搭載されていたのは知っている。何せ私ももう8年もパソコンを使用しているのだ。まあパソコン暦8年といったところでその使用法は皆とさほど変わるものでもなく、ゲームに興じたり、音楽を聞いたり、文章を作成したり、HPを眺めたり、メールをやりとりしたりというようなごくあたりまえの事に使用しているだけである。

 8年前のパソコンにとって通信とはほぼ無縁のものであった。当時あったパソコン通信もそのネットに直接電話を掛けるという点で直接的な接点でしかなく、実質的にパソコンにおける通信とはインターネットが爆発的に普及したこの2〜3年の話でしかない。パソコンにおける通信機能とはこの時初めて世間に認知されたのだ。

 インターネットの最も普及した使用法としてEメール(以下メール)が挙げられる。事実、携帯電話で使用できる事を考慮すれば世界的に見てもメールこそがインターネットを支えているといっても過言ではない。

 そのメールであるが、基本的な原理を述べておくと
・メールを書く
・送信用サーバーにアクセスし、メールを送信する
・インターネットを通り送信先アドレスの受信メールサーバーを目指す
・いくつかのネットワークを経由し相手の受信用サーバーに到着
・相手が受信用サーバーにアクセスし、メールを受信する
・メールが読める
とまあこんな感じになっている。
 重要なのは「メール」のシステムがこれらの過程をほとんど意識させない点にある。送る方は相手のアドレスを書いて送信すればよく、受ける方もメールのチェックをすればいいだけだ。その間などどうなっていてもさしたる問題ではない。

 またまたここで話が若干変わるのだが、メールマガジンというものが存在する。登録しておけば決まった周期でメールが届くというものだ。これがまた幅広く、様々なジャンルのメールマガジンが存在する。一時流行った「誰でもホームページが作れます」並に今や「誰でもメールマガジンが発行できます」という事になっている。
 私もいくつかのメールマガジンを購読しているが、困った事に購読数が多いと発行の周期の長いものは忘れやすくなるのである。ちなみに現在購読しているもので周期の最短のものは「1日3通発行」で、一番長いのは「隔週刊」である。そしてさらに困った事に周期の長いものは少々遅れても気付かないのである。

 通常メールは数分から数時間で届く。基本的に1日1回メールのチェックをしていれば次の日には返事が届く。まあ忙しい方はこの限りではないけれど私が普段メールのやりとりをする相手はおおむねこのくらいで返事が届く。私も大体次の日には返信できるようにしている。

 ある日、某フリーのメールアドレスを使用していた私は友人Mに送信したメールが2〜3日後に届いたのを知った。いろいろ調べた結果どうも私のメールアドレスのサーバーが不調であるということに気付いた。
 そうとなれば早速他のメールアドレスを取得に向かう。無論フリーのメールアドレスだ。まあ右余曲折の後に新たなアドレスを取得する事に成功した。こちらは現在私事に関するメール用のアドレスとして活躍中である。

 しかしその問題のあったアドレスも様々なメールマガジンを購読しているので今更切り替えるのも面倒だ。せっかくだからそのままメールマガジン購読用として余生を送ってもらおうと思い、今も使用し続けているのだ。

 いよいよ話は佳境に入る。先日(11/27の事だ)、そのアドレスに1通のメールが届いた。実際はいくつかのメールに混じっていたが、それはどうでも良い。それは件の「隔週刊のメールマガジン」で、久しぶりに来たなと思って見たところ、どうも内容が前後している。あわてて日付を見ると送信されたのは「11/3」となっている。

はぁ?

 さすがに驚いた。いくらなんでも3週間以上もかかって届くというのは前代未聞である。以前「1年以上かかってようやく手紙が届いた」というニュースがあったように思うが、そこまではいかないにしろ異常に長い。あまりの事態に切れた堪忍袋の緒が蘇生する間も無い。蘇生するどころか弾けて消えるほどである。怒るまもなく疑問がこの身を捕らえて離さない。

 早速このメールの徹底解剖である。といっても問題となるのはメールの「ヘッダ」と呼ばれる部分である。この部分には「そのメールがどこから送信され、どこを経由して到着したのか」が記されているのである。他の情報もあるがここでは関係無いので割愛する。以下に必要と思われる部分を引用してみた。


>Received: from xxxxxxxx.net (xxx.xxx.xx.xxx) by xxxxxxxxx.or.jp with SMTP
> (Eudora Internet Mail Server 3.0.2) for ;
> Mon, 27 Nov 2000 01:48:33 +0900
>Received: (from homepage@localhost)
> by xxxxxxxx.net (x.x.xxx.xx) id xxxxxxxx;
> Fri, 3 Nov 2000 01:11:05 +0900
>Date: Fri, 3 Nov 2000 01:11:05 +0900
>Message-Id:
>To: xxx@xxxxxxx
>From: xxxxxxxxx
ここで重要なのは
・どれだけのサーバーを経由したのか
・それぞれの到着時間はいつなのか
である。

 メールヘッダのログを見る限り、メールは「メールマガジン発行サイトからそこのサーバーに送られ、そこから私のメールアドレスのサーバーに送信された」らしい。全然寄り道していないじゃないか。しかし何故かメールマガジン発行サイトのサーバーから私のメールアドレスのサーバーまでは3週間かかっているのである。

 困った。全く持って解決の糸口が見当たらない。
 取り敢えずこのアドレスは完全に信用できなくなった。かと言って問題はこちらだけかという点にある。メールマガジンの発行側に問題があった可能性は否定できない。しかし、私にできるのはこのメールアドレスを信用しないことと、ここからは絶対に発信しないこと、あとはこのメールマガジンの発行サイトが信用できるかどうか調べるだけだ。

・・・取り敢えず「ロシアのにゅーす」でも購読してみるか・・・って何故にロシア(笑)



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