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■055 下らないモノ 2000/08/10

 世の中、下らないモノがあふれている。

 と大上段に構えた文章ではあるが、結局はいつもと同じ馬鹿文章になる事は自明の理といえる。内容は馬鹿なのにこの文体のお陰で意外や意外、眺めたときには結構真っ当な文章に見えるから侮れない。自分の文章に侮るも何もないのだが。おまけに馬鹿文章といえどもそれは己の産物な訳でひいては記述者の馬鹿っぷりが遺憾なく発揮されているだけのことである。って何も考えずに指先だけで何書いてるんだろうねぇ、私は。

 それは兎も角、世の中には下らないモノがあふれている。
 例えば誰しもが一度は憧れたであろう「伸びるボールペン」。その昔はあれがとてつもなく崇高なものに見えたものであるが、よくよく落ち着いて見てみればこれほど下らぬモノもない。そう、私も齢20を超えてようやくあれを手にすることが叶ったのだ。
 しかしまあ伸びるボールペンは下らない。まず、その最たる長所は無論「伸びること」である。が、それ自体実は使い道がほとんどない。はっきり言って伸ばして縮めるだけなら3日で飽きる。つまり3日でその意義の大半を失うものなのだ。そして、困ったことに「伸びるボールペン」は往々にしてインクが出ない。つまり書けないのだ。これでその意義は完全にたたれる。と言うか書けない時点で「伸びるボールペン」ではなく「延びる棒」ではないか。

 そう言えば先日、弟がゲーセンで景品の「イヤホンマイク」を取ってきた。イヤホンマイク自体は決して下らぬモノではない。が、それは明らかに「下らないモノ」だった。何せそれは「家庭電話の受話器」の形をしていたからだ。しかもあの黒電話の。因みに色は紫のスケルトン。
 いくらスケルトンにしたところで所詮黒電話の受話器。使用の際には手で持たねばならない。「ハンズフリーの為のイヤホンマイクを手で持ってどうするんじゃい!」などと思わずアツくなってしまうほどに下らない。

 挙げればきりがない。いくらでも「下らないモノ」はある。そう、当然この駄文も「下らないモノ」である。だってオチが無いんだもの。



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