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■054 言葉で遊ぶ 2000/07/30

  駄洒落、というものがある。
 「駄洒落を言うのは誰じゃ」などに代表される「寒いギャグ」である。しかしその本質は決して寒いことではなく、音の韻を踏むことにある。このジャンルのもっとも有名なものとしては今は亡き「タモリのボキャブラ天国」が挙げられる。いまだに私の頭からは「スイマーに襲われる」が片時も離れない。困ったものである。或いは「熊3P」なども捨て難い。それを言うなら「あんた、あの香ばしさ」など秀逸の極みといえよう。今こんなネタ覚えてる人なんて何人いるんだか。

 駄洒落と同様に韻を踏むものに早口言葉がある。これは似て非なる言葉を連ねることによって言い辛い文章を作るものだ。最近有名なものでは「青巻紙赤巻紙池上季実子」がある。早口言葉とは「言えないことを楽しむ」というもので文章だけ見たところで面白くも何ともないのが少々困ったものである。

 そして、もうひとつ。似て非なるものによって笑いを与えるパロディというものがある。これの極みには「一文字違いで大違い」という精神が存在する。
 例えば「朝起きてトイレに行く」が「朝起きてトイレでイク」となればこれはもう大違いである。「に」が「で」に変わっただけとは言え、まず「行く」の意味は大きく変わりそしてその違和感は「起きる」や「朝」にも伝染、あるいは偏った趣味の持ち主なら「トイレ」にも過剰な変化を読み取るのではないだろうか。考えるとすごい文章になってきた。まあ、このページに女性が来ることはまずありえないと思っているのでよしとしよう(笑)
 「雫」「痕」「ToHeart」などをやった方にはこちら(※1)のサイトなどなかなか楽しめるのではなかろうか。実際、このサイトのパロディは微妙に違う言葉によって笑いを醸し出している。

 そう言えば替え歌というものもある。このジャンルでは嘉門達夫を筆頭に押すことに異議を唱えるものはいないと思われる。最近聞かないけどさ。「替え歌メドレー」が一世を風靡したのは私がまた中学生の頃である。何故か未だに歌い出したら終わりまで歌えてしまう。いやだから海パンの中井貴一に腰を振られても。

 ところで話は変わるが、私は最近自分の言葉遣いが他人と著しく違うのではないかという懸念にとらわれた。この文章だけでも普通の方々は余り用いらない言葉がちりばめられているようにも思うがこんな言葉を普段から用いるから性質が悪い。
 先日も友人と遊んでいたところ、「鎮座」という言葉を使用したのだが「えっ?」と聞き返されてしまった。自分の中にはまったく違和感がないのでまさか通じないとも思わなかった。困ったものである。

 私の好きなサイトに『雑文館』(※2)がある。最近更新されていないのが残念ではあるが、雑文館を堪能していると自然と言葉遣いが硬くなる。加えて、すごい言葉が口をつくようになるのだ。「乾坤一擲」という言葉を耳にしたことのある方は一体どれほど折られるであろうか。読み方すら判らない方のほうが多いと思うほどの言葉だ。因みに「けんこんいってき」と読み、「渾身の」といったような意味だ。「私のこの乾坤一擲の柿ピーを喰らえ」などのように使う。高々柿ピー如きに其処までする必要はないと思われるがそれは言ってはならない。

 ここで困ったことがひとつある。これから朝、トイレに行くたびに上記のことを思い浮かべてしまいそうなことである。朝立ちしてトイレネタでイクなんて・・・(笑)
 お願いだから鬼畜なんて言わないで(笑)

(※1)こちら:自己の中のX指定の世界
http://www.asahi-net.or.jp/~HD4T-ARI/x/index.html
更新は凍結中。でも残されたパロディは今でも笑える。
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(※2)雑文館:http://www.zatsubunkan.net/
今は消失してしまったが、雑文界の一時代を作ったサイト。
我が家には未だに全ログが残っている。思い出しては読みふけり、ひとりにやけるのである。



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