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■038 今朝見た夢の君は 1999/10/02

 なぜだろう。バイト中いきなり英語をしゃべったような感覚にとらわれた。何というか慣れない英語で外人と会話したような感覚に陥ったのだ。無論、店内に外人はいない。まぁ、外国人並みに会話の通じない相手はいるがそんなのは問題ではない。とりあえずあの感覚は何だったのだろう。
 しばらく考えていると突然思い出した。今朝の夢だったのだ。我ながら今朝の夢は近年希に見る傑作だった。

 夢の始まりは何かの祭りだった。私は祭りの中にいる。祭りの中に仮装大会があった。仮装大会にいる以上仮装しなければならない。ここまでは何ら問題はない。さて、私は仮装に「黒人ボディガード」というシチュエーションを選んだ。このあたりから私の考えはおかしな方向へと傾倒してゆくようだ。早速近くにいた黒人ボディーガードさんに衣服の貸与を申し出る。「え、えくすきゅーずみぃ」などと拙い英語力を駆使し、身振りを交えながらこちらの意志を伝達する。私が恥ずかしい英語を一生懸命話しているうちに彼は、「OK,Wait.」と言ってくれる(ような気がした)。そうするうちに衣装が手に渡された。早くこれに着替えねば。早速更衣スペースへ。

 着ているうちにその衣服が何だか違うものだと気付いた。どう考えてもさっきの黒人ボディガードが着ていた真っ黒なスーツとこれまた真っ黒なサングラスとは程遠い。今身につけているのはでかいだぶだぶの衣装とよくわからないかぶりものである。しかも色は白と金。何なのだろう、これは。というかなぜ渡されたときに気付かなかったんだ、私は。どう考えても色が違うし、第一さっきのボディガードの衣装じゃないなら、ボディガードの衣装が手渡した時点で変わっていないという事実に気付けよ。

 しかし時間も無い。今更他の衣装を探す暇はない。何だかわからないこの御大層な大神官みたいな服で望むほかあるまい。私は意を決して舞台へと踊り出た。途端に割れんばかりの拍手喝采。何なのかといかぶしむまもなく何故か最優秀賞ゲット。私が「はぁ?」という表情を浮かべていると、先程の黒人ボディーガードが現れた。「これはナニ?」とまたも身振り手振りで聞いてみる。と、彼の後ろにひとがいることに気がついた。なんか普通の服を着ている白髪のよく似合う温和そうな外人のおっさんだ。途端に周りのひとが平伏した。何なの?その人誰よ?

 ・・・ええぇぇぇぇ!うっそぉぉぉぉ!思わず私は叫んだ。何だってその人が「ローマ法王」その人なんだよぅ。・・・はっ、よく見れば私の服はまごうことなき「法王の服」。黒人ボディガードが説明してくれた。「ヘイ、ジャップ。ユーの話を聞いて、ちーとタノシィコト思いついてな。俺がガードしてるのはこの法王閣下なんだがな、閣下に持ちかけてユーに閣下の服を渡したってワケさ。」そこで閣下が口を開かれた。「ジャパニーズマン、楽しかったですかな。ユーの法王姿はなかなかのものでしたよ。」そしてまたも拍手喝采。円満のうちに幕は降りる。


 ・・・一体なんだったんだ。この夢は。



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