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■029 消えた4000円の謎 1999/06/21

 その日財布を開いた私は愕然とした。
前日1万円合った中身が3000円になっていたのだ。

 いやまぁ、私としても金銭管理が得意というわけではないので
そういうことは多々あるのではあるがその日はどう考えてもおかしかったのだ。

 前日、1万円を握りしめた私は中古CD屋に行った。
その場所で3枚980円のCDを3枚と1本980円のゲームを2本買った。
よってその代価となる1万円札1枚と数十円の子銭を払い、
つり銭たるべき金7千円也を受け取った。
その後、コンビニに赴いた私はわずかばかりの食料を購入し、
500円硬貨をもって支払った。

 で、その日は帰宅し、購入したゲームとCDにうつつを抜かしたのであった。
その後就寝。至って普通である。普通だよね。お願いだから普通って言って(笑)

 ところが次の日目覚め、財布の中を確認してみると紙が3枚しか入っていない。
3000円だ。なぜ、なぜ3000円しかないのだ。
寝る前は7000円あったのではなかったのか。
如何様な行動をとれば就寝中に4000円なくすことになるのか。

 私には夢遊病の類の症状が現れているのか。
もしくはコンビニの後何か購入に至ったのか。
 地球の自転と公転の合間に、もしくは講義の合間にそのようなことを考えていたが、
どうにも結論が出ない。

 その間にすべての講義は終わり、暇になった私は友人(後輩)に語りかけてみた。
「昨日さぁ、不思議なことがあってさぁ。」「はぁ。」
「1万円持って出かけて3000円使って帰ってきたら3000円しか残ってないんだよね。」「はぁ?」
「いやまちで。」「で、その話のオチは?」
「だからまだ解決してないんだって。」「そんなことないでしょう。」
「まぢでほら、このとおり。」
 といいながら財布を開けた。そこには・・・あいかわらず3枚の紙幣しかなかった。


ただし、5000円札1枚と1000円札2枚が。

 「いや、その、朝見たときは確かに・・・」という私の言葉すら空しいほどに
大爆笑され、大爆笑してしまった。むう、この世は謎で満ちあふれている。



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